2020年3月27日(金)からUNIQLO and JW ANDERSON(ユニクロ アンド JWアンダーソン)の2020年春夏コレクションの販売が開始されましたね!
今回はその2020年春夏コレクションの中から、価格に見合わない作り込みとベーシックで遊び心のあるワイドフィットジーンズを紹介します!
着用感などを交えながらのレビューとなります。最後までご覧ください〜。
ユニクロ and JWアンダーソンとは?
すでにご存知の方は多いと思いますが、ユニクロ and JWアンダーソンについておさらいします。
ユニクロ and JWアンダーソンは、ユニクロとロンドンのファッションブランド"JWアンダーソン"とのコラボレーションで生まれた特別コレクションです。
このコラボレーションは過去に2017年秋冬、2018年春夏、2019年は春夏・秋冬と展開されており、今回の2020年春夏で5シーズン目の展開となります。
ここで、"JWアンダーソン"について。
JWアンダーソンは、北アイルランド生まれのファッションデザイナー。
メンズ・ウィメンズ共に展開しており、シンプルな普段着らしさと挑戦的で凝ったカラーリングやひねったデザインという相反する要素が共存するスタイルが特徴的です。
2013年からスペインのラグジュアリーブランド、LOEWE(ロエベ)のクリエイティブディレクターに就任し、ロンドンを代表する最も革新的な新世代デザイナーとして注目を集めています。
【JWアンダーソン 公式サイト】
とまあ、いろいろ書きましたが、
JWアンダーソンの服は、庶民の私にはなかなか手の出ない価格帯。。。
一着も所有しておりません。
前に財布を新調したいなとLOEWE(ロエベ)のお店を見に行ったことがありますが、財布もなかなかの価格だったので購入には至りませんでした。。。
そんな庶民には高価でなかなか手の出ないJWアンダーソンの手がけるアイテムを、低価格で手に入れるチャンスということで、この「ユニクロ and JWアンダーソン」は多くの人から注目を集めています。
2020年春夏 ワイドフィットジーンズをチェック
では、今回紹介するワイドフィットジーンズの話題に戻ります。
商品概要
商品名:ワイドフィットジーンズ
カラー:66 BLUE(薄いブルー)、68 BLUE(濃いブルー)
サイズ:28〜35インチ
素材:綿100%
価格:3,990円+消費税
【ユニクロ and JWアンダーソン 公式サイト】
濃いブルーの32インチをチョイス
色は2色展開です。
私は濃い方のインディゴブルーを選びました。
薄い方も悪くはないですが、私は断然濃い方をオススメします!
色落ちなどの経年変化を楽しめた方が良いと思うので!
サイズは32です。
私は31〜33インチのパンツを履くことが多いのですが、このパンツは試着したところ31インチでも十分ウエスト周りには余裕がありました。
少しゆったり履きたかったので、今回は32インチを選びました。
マイサイズ〜1インチアップぐらいのサイズ感で履くと、程よい太さで履けるかなと思います。
レングスはやや長めですが、ロールアップまたは裾直し(ユニクロではなんと、チェーンステッチの裾直しも可能!)をすれば問題はないと思います。
ヴィンテージのペインターパンツさながらのディティール
”昔ながらのペインターパンツをJWAらしく遊び心溢れるワークパンツにアレンジ”と公式サイトにあるように、ヴィンテージのペインターパンツのディティールを随所に踏襲しています。
サイドシームはトリプルステッチで縫われており、強度の担保とデザインのアクセントになっています。
フロントポケットは横から手が入れられる仕様。
カンヌキにリベットが打たれています。(ココは破れやすいので嬉しい!)
フロント右ポケットには、コインポケットもしっかりとあります。
バックポケットは、ペインターパンツらしい大ぶりなポケットが2つ。
またバックポケットには、JWアンダーソンのロゴがさりげなく刺繍されています。
ウエストがチェーンステッチ!
トリプルステッチがチェーンステッチ!
裾もチェーンステッチ!
履き込んでいくと生まれる"アタリ"が出やすい部分に、チェーンステッチが使われていて抜かりがありません。
またヴィンテージのペインターパンツのディティールさながらと書きましたが、ツールポケットやハンマーループは排除されています。
(画像は15年履いてる1950年代のヴィンテージペインターパンツ。汚くてゴメンなさい^^;)
ツールポケットはこんなのです。
名前の通り、道具を入れる細長いポケットです。
だいたい、右足裏側についてます。
ハンマーループはこんなの。
ハンマーなどを引っかけるためにループ状になっています。
だいたい、左足裏側についてます。
これらのディティールは普段着には特に必要性がないのと、スッキリさせたいということから排除されたのではないでしょうかね。
ツールポケットやハンマーループが無いだけで、ペインターパンツ特有の野暮ったさが少し解消されています。
デザインアクセントとしてのキーフック
このパンツならではなディティールとして、フロントポケット右あたりにキーフックになるD菅がついています。
ヴィンテージや本格のペインターパンツにはないディティールですが、特に悪目立ちするわけでもなくさりげなく付いていて、デザインの良いアクセントになっています。
遊び心のあるステッチカラー
このワイドフィットジーンズの最大の魅力は、遊び心のあるステッチカラーではないでしょうか!
バックポケットの周辺がわかりやすいですが、オレンジ・イエロー・ブラックの3色でステッチが施されており、ヴィンテージ感とポップでカラフルなカラーリングが見事に共存しています。
よく見なければ分からない。
でも何かが違うという絶妙な遊び心!
履き込んでいってデニムの色が落ち始めた時に、このステッチカラーがさらに良いアクセントになってくれそう。
履いてみた
*身長175センチ 体重70キロで32インチを着用。裾直しはしておりません。
トップスは、以前レビューしたユニクロUのエアリズムコットンオーバーサイズTシャツを合わせてみました。
ワイドフィットジーンズのシルエットを分かりやすく見せるために、タックインしています。
32インチを私の体型でウエストに合わせて履くと、裾にワンクッションできる長さで着用する事ができます。
ロールアップするとこんな感じ。
足元に軽さを出したいときは、大胆にロールアップしても良さそうです。
ユニクロの公式サイトに具体的な記載はありませんが、履いた感じおそらく11~12オンス程度の生地感で柔らかめな履きごごちです。
後ろ姿は、バックポケットが印象的でステッチワークが効いています。
股上が深くストンと落ちる、程よくワイドなストレートシルエット。
サイドから見ると、やはりトリプルステッチが良いアクセントになっていますね!
ここが良い!
ベーシックで個性的!
本格的なディティールを採用してペインターパンツとしてのベーシックな存在感もありつつ、3色を使ったカラーステッチやキーフックの採用で、他にはない絶妙に遊び心のあるパンツに仕上がっています。
主張しすぎない個性が、どなたにも取り入れやすいパンツだと思います。
ちょっとトレンド感のあるパンツ
デニム復興の兆しと昨今のワークディティールのトレンド感もあり、手軽にトレンド感が出せる1本です。
個人的にペインターパンツは定番アイテムとして、トレンド関係なく長く履けるパンツだとも思っています。
コスパがやばすぎる!
ユニクロ関連の記事を書くと必ずこのワードが出てしまいますが、このクオリティで3990円+消費税はヤバすぎです。
ペインターパンツは定番のワークブランドからビンテージ、ドメスティック・インポートと選択肢が様々ありますが、この価格でこのクオリティの商品を見つけることはまず不可能でしょう。
ここが残念
トップボタンの刻印が。。。
今回のワイドフィットジーンズのトップボタンには、JWアンダーソンの刻印がないんですよね。。。それが少し残念です。
2018年春夏コレクションで発表されたデニムジャケットのボタンには、JWアンダーソンのロゴの刻印がありました。
「細かいところまでちゃんとしてんな〜」と驚いたのを記憶しています。
このワイドフィットジーンズのトップボタンにも、刻印のボタンを採用して頂けたら最高だったんですが…
まぁ、この価格帯の商品にそれを求めるのは酷でしょうか(笑)
まとめ
ユニクロ and JWアンダーソン 2020年春夏コレクションから、ワイドフィットジーンズを紹介しました。
ユニクロ and JWアンダーソンのコレクションは、これで5回目。
毎回見てて感じるのが、デニムアイテムは比較的”アタリ”が多いってことかな。
今回のユニクロ and JWアンダーソンのメンズコレクションの中で、私はワイドフィットジーンズが一番良いと思います!
品切れになる前に是非!!
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